こんにちは!Daichiです。
懲りもせず自動売買ツール kakugoの運用について、より理解を深めていただくための記事を用意しました!
今回は資金リスクについての記事です。
自動売買ツールを回す以上は、というよりも、FXでどんな形であれトレードをする以上は、資金リスクがつきものです。
資金リスクとは、どれだけお金がマイナスになる可能性があるのか、という考え方のことです。
ドローダウン、と呼んだりもします。
リスクのシミュレーション
回すべきでないときに回すことのリスク
僕がこの記事で一番伝えたいことは、
回すべきでないときに自動売買ツールを回すことがいかに危険か
ということです。
確かに自動売買ツールを回していると、たくさん利益を出してくれるのでいつまでも回していたいと思ってしまうのもわかります。
しかし、そこが落とし穴で、ちゃんと稼働ルールを守れないとそれなりのリスクを被ることになってしまいます。
今回は、その例を示すために、回すべきでないときに自動売買ツールkakugoを回してしまうとどうなるのか、明確にお伝えしようと思います。
ドル円でのリスクシミュレーション
今回はドル円で、回すべきでないときに回してしまうとどうなるのか、バックテストを用いてシミュレーションをしていこうと思います。
こちらのチャートの赤い枠で囲った部分でkakugoを回していきます。
メルマガ会員専用ページでも説明していますが、kakugoはドル円のレンジ相場にかなりの強さを発揮する自動売買ツールとなっています。
それなのに、赤枠のような超トレンドが発生しているところで稼働させてしまうと、当然リスクを被ってしまいます。
この赤枠の部分は月末月初になっていて、ここで回すべきでないということも運用の手引きの記事にも書かれています。
さぁ、今回はリスクシミュレーションということでこの赤枠の部分でバックテストを回してみます。
回したのは正確には 2019/07/30 – 2019/07/31 の2日間です。
そのバックテスト結果がこちら!
シミュレーション結果の考察
さて、シミュレーション(バックテスト)結果を見ると、2日間で利益が8万円ほどになっています。
しかし、今回注目いただきたいのはそこではありません。
こちらの収益グラフをご覧ください!
相変わらずべちゃっと潰れて出てきますね。笑
青い線だけを見ると、右肩上がりになっていて調子が良さそうですが、
緑色の細い線をご覧ください。
こちらも赤い枠で囲っている部分に注目です。
これは、有効証拠金が一時的にどれだけ減ったかを表していて、もっと簡単にいうと、含み損が一時的にどれだけ出たか。
ということを表しています。
緑の線が一時的にかなり下がっているのがわかりますね。底辺までペターーと下がってきていますが、これはゼロになったということではないです。右端の金額をみていただけるとわかりますが、一時的に929673円まで下がっていることがわかります。
自動売買ツールkakugoの最大のリスクは、このドローダウンにあります。
つまり、これだけ一時的に含み損を抱えてしまったときに、証拠金が足りていないと強制ロスカットを食らってしまうのです。
そのため、ここでは潤沢に証拠金を持っておく必要があるのですが、そもそもこういうところで回さないというのが一番良いのです。
ここをどうやって回避するのかは別記事にまとめてあります。
「ちょっとくらいいいか」と思って回してしまうと、変なところで引っかかってしまい、大きな含み損を抱えてしまう、ということも起こりかねないんです。
だから自動売買は使えない!というのではなくて、そういった弱みを把握した上でどうやって回していくのかが大切になってきます。
僕自身、継続的に検証を行なっていくので、何かわかったことやコツを新たに見つけたら、どんどん更新していきたいと思います!
まとめ
はい!今回のシミュレーションでkakugoのリスクを理解できたのではないでしょうか。
リスクばかりみているとなんだか怖くて自動売買が回せなくなってしまうので、まずはこういうリスクがあるんだ、ということだけを理解しておくだけで良いです。
そしてその上で、kakugoをどうやって回していくのかを決めていくのです。
運用の理想的なルールはこれからもどんどん検証してアップデートしていきます。
リスクを回避することでkakugoは本当にすごい自動売買ツールになっていきます。利益の出し方はこれまで実績を公表している通りなので、リスクマネジメントをしっかりとしてkakugoを運用していきましょう!!
kakugoについてはこちら!!