こんにちは!Daichiです。
僕がやっているスキャルピング手法、Dスキャについての基本的な説明はこれまでにしてきました。
詳しくはこちらからご覧ください。
今回から、色々なチャートを題材にしてどのようにエントリーをしていくのかを見ていきます。
Dスキャトレードで連続利確
こちらのユーロドル(ユロル・EURUSD)の1分足チャートを題材にします。
トレンドの把握
まずは羅針盤(赤い線)でトレンドの方向を確認します。
こちらの例でいうと下向きになっているので明らかに下降トレンドですね。
でもちょっと待ってください!シアン色の移動平均線は5分足で見た羅針盤となっています。この5分足の羅針盤は傾きがなく、水平になっていますね。
ということは、5分足でみるともみ合い、つまりレンジ相場になっているのです。
そして今、ローソク足は5分足の羅針盤の下にあるので、これから上昇する可能性もあるということを念頭に入れておかなければなりません。
1分足で見ると下降トレンドだけど、これからもしかしたら反転上昇する可能性もある!
覚えておきましょう。
Dスキャラインの活用
続いてDスキャラインです。これはただのボリンジャーバンドでしたね。
もはやボリンジャーバンドと言った方がいいような気もしますが、ここは意地でもDスキャラインと呼んでやることにします。
先ほどのチャートをみると、下降トレンドだということがわかったのでショート狙いでいきます。
ショートする際はDスキャライン+2σの位置でエントリーを仕掛けていくのがDスキャ!の方法です。
Dスキャラインタッチしている箇所を見てみると、この緑色の丸をつけた2箇所でタッチしていますね。
ここですかさずショートを仕掛けていきましょう。利益確定は-2σにタッチしたところです。
こちらの緑色の丸の箇所2つともショートで利益確定できていることがわかります。わずか数10分の間にこうやって連続してトレードができるのもDスキャ!のいいところです。
しかし、勘の良い人はその先にも +2σDスキャラインにタッチしている箇所があるのを見つけているかもしれません。
よくあるトレード手法が書かれている本などには、こう言った都合の良いところしか書かれておらず、イレギュラーなケースが隠されている場合がほとんどです。
それでは結局そういうイレギュラーケースに振り回されて、いつまでたっても勝てるようにならないのです。
そして「こんな手法は使えるか!」と言って別の手法を探しにいく旅に出てしまうのがほとんどです。
Dスキャ!では、イレギュラーケースも含めて色々なチャートを例にトレード方法を解説していきます!!
手法はイレギュラーケースへの対応方法が全て!!!!
手法はイレギュラーケースへの対応方法が全て!!!!
はい、次にいきましょう。
Dスキャが損切りになるケース
損切りはとにかく細かく!
これまで見てきたチャートでは2回連続で利益確定をできましたね。
でもそのままトレードを続けていると、下降トレンドは永遠には続かないのでいつか損切りを食らってしまいます。
この章では、その損切りパターンについても解説していきます。
一般的にスキャルピングでは、細かく細かく利益を確定していって、トレードを繰り返していきます。
しかし、損切りは利益以上に細かくしていかないとトータルでマイナスになってしまうパターンが多いのです。
いわゆる、コツコツドカンというやつですね。
Dスキャでも損切りを素早くできるようにしておかなければなりません。
では実際にチャートを見ながら、エントリータイミングと損切りタイミングを見ていきましょう。
損切り撤退の方法
これまで見てきたチャートでは下降トレンドなので、+2σのDスキャラインにタッチでショートエントリーをしてきました。
そして、当然次に+2σのDスキャラインにタッチでショートエントリーを仕掛けていきます。
しかし、次はイレギュラーケースとなり撤退となります。
下のチャートでいう、緑色で囲んだ部分ですね。
なぜここは撤退となるか、解説していきます。
まずエントリーはDスキャライン+2σにタッチした部分でショートを入れていきます。上のチャートの緑色の丸で囲んだ部分の、ちょうど左端です。
しかしその後も若干の上昇を続けて、最終的に小さなもみ合いを発生させています。
ここで撤退、損切りを行います。
理由はいくつかあるので順番に見ていきましょう。
バネぼよよん
青とピンクの移動平均線群(GMMA)のバネぼよよんですが、
下げの勢いがあるときは超短期の移動平均線群(青色)が、短期の移動平均線群(ピンク色)よりも下にいるのが鉄則です。
しかし、緑色で囲んだエリアをみると、青色の超短期移動平均線群がピンク色の短期移動平均線群をうわ抜いていることがわかりますね。
このことから、下げの勢いが失われて、トレンド転換の兆しを見せていると判断できるのです。
つまり、下降トレンドを終了して上昇トレンドになる可能性が出てきたということですね!
ダークサイド
続いてダークサイドを見てみます。一目均衡表の雲の部分ですが、この雲が分厚いと、レジスタンスされる可能性が高いです。
緑色で囲んだエリアから左側(過去)のチャートをみると、ローソク足の上側に分厚い青い雲を作っているので、これも下落勢力となっていると言えます。
上に怖い怖いダークサイドがたくさんあるのにわざわざ逆らって上昇に転じるとは考えにくいのです。
しかし、緑色の丸で囲んだエリアをみると、
ダークサイドが薄くなっていることがわかります!
さらにもみ合いのさなか、そのダークサイドが若干ローソク足の下にきているのがわかりますか??
知らない間にローソク足がダークサイドをうわ抜いているんです!!
これにも注目しておいた方がいいですね!
ということで、ダークサイドという観点からも、これから下落していく勢力が弱まっていることがわかります。
ローソク足が、ダークサイドを勇気を出して上に突破しちゃった!ということですね。
やりすぎメーター
チャートの右側をみてください。
もみ合いを起こしている間に、やりすぎメーターは30を下回っていることがわかりますね。
ということは、売られすぎのサインが出てしまっていると捉えることができます!
下落を見せずに売られすぎサインが出ていることで、これから反転上昇の可能性が出てきているという考えをすることができます!
やりすぎメーターからも、これから下がりそうだ!という根拠がなくなっているのです。
Dスキャライン
最後に、エントリーの根拠としたDスキャライン +2σとローソク足との関係をもう一度みてみます。
緑色の丸で囲んだエリアの左端で+2σにタッチしてからショートのエントリーを仕掛けましたが、その後も何回も+2σにタッチを繰り返していることがわかります。
これまでに成功してきたトレードでは、+2σにタッチしてからすぐに下落を始めていましたが、今回は何回も+2σにタッチして上昇をしていますね。
ボリンジャーバンドの考え方でいうと、エクスパンションを起こしてバンドウォークをしつつ上昇していく可能性が出てきたとも捉えても良い局面に入ってきたのです。
エントリーした根拠に何か異変があった時・思ったのと違う値動きをした時はすぐに損切りをするべきというサインです。
損切り根拠のまとめ
以上のように、ポジションをクローズするべき根拠が揃ってきているので、これから反転上昇をする可能性が高まっていることがわかります。上昇して大きな損切りを食らう前に、さっさとポジションを閉じてしまいましょう。
損切の根拠をまとめるとこのようになります。
- バネぼよよんが上昇の兆しを見せている(下落継続になりそうにない)
- ダークサイドがローソク足の下側に位置してきた
- やりすぎメーターが売られすぎサインを出している
- Dスキャラインの+2σタッチの後にすぐに下落してこなかった
- 5分足羅針盤(シアン色線)が水平になっていて大きなレンジになる可能性がある。つまりこれから上昇になってもおかしくない。
最後の羅針盤については、この章には書いていませんが、この記事の最初の方に書いたものです。
メンタルトレーニングの重要性
損切をするにはメンタルのトレーニングをしていることも大きな要素となってきます。
トレードは手法だけではありません。
メンタルも成績に大きな影響を与えてきます。メンタル面の強化はメルマガで毎日配信しているので、基礎からメンタルを鍛えていきましょう!!メンタルを鍛えるとトレードで大きなロットを扱うことができるようになり、利益をより大きく伸ばすことができます!!
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