これまで、スキャルピングとデイトレについて説明してきました。
次はスイングについて説明していきます。
スイングは、1時間⾜〜⽇⾜を使ってトレードしていきます。
4時間⾜や⽇⾜を使ってトレードされる⽅が多い印象です。
僕もスイングをするときは、4時間⾜をメインにやっています。
スイングは、デイトレよりももっと時間に余裕があり、
1週間にエントリーができるかどうかになってきます。
そして4時間⾜でトレードする場合は、4時間に1回ほど
チャートを⾒れば良いことになります。
⼀つのトレードで得られる利益も、スキャルピングやデイトレとは違い、
かなり⼤きく利益をとっていく⽅法になります。
だいたい100pipsほどをトレードで狙っていくスタイルです。
そのため、もちろんここまでくるとスプレッドを気にする必要はありません。
それに、⼤きく利益をとっていくスタイルなので、
証拠⾦がたくさん必要になってくるというわけでもありません。
しかし⼀概に証拠⾦が少なくてすむとは⾔えない点もあり、
というのも、スイングトレードでは、利益も⼤きくとっていきますが、
逆に損切りも割と余裕を持たせるので、
それだけ損も⼤きくなるためです。
それでもリスクリワードレシオは確実に有利にしてトレードを
するという前提があります。
証拠⾦に関しては、想定される損の⼤きさによって変えていかなければ
なりません。
このことについて詳しくは資⾦管理のところで説明したので、今回は説明を省きます。
スイングトレードについて、その性質を説明してきました。
スイングでは4時間⾜や⽇⾜など、⽐較的ながい時間軸で
トレードをしていくことになります。
ということは、4時間に1回、1⽇に1回というペースで、
チャートを確認できればいいということになります。
サラリーマンやOLの⽅にとっては、このスイングトレードが
かなりやりやすいのではないかと思います。
4時間⾜でトレードするにしても、
昼休憩の合間に少しチャートを確認すればよいだけですし、
そのあとはちょっとしたトイレ休憩ですとか、
仕事終わりの通勤の際にトレードをすればいいのです。
兼業でやっている⽅向けになります。
もちろん、スキャルピングでも同じようなことはできます。
しかし、説明した通り、スキャルピングについては
かなりの難易度が求められます。
スイングトレードに関しては、時間もゆったりしていて、
考える時間もたくさん取れて、
さらにスプレッドの影響を受けにくいということがあるので、
初⼼者トレーダーにとってはとてもとっかかりやすいトレード⽅法
になります。
⼏帳⾯にトレードや資⾦を管理できない⽅、
どうしても⼤雑把な性格な⽅にはとてもおすすめです。
スイングトレードの利点や性格について、理解できましたでしょうか?
いくら良さそうに⾒えてもやはりスイングトレードにも⽋点があります
それはエントリーするために待つ時間が⻑く、
さらにトレード1回の期間がすごく⻑くなってしまうということです。
1⽇にチャートを確認する回数は、デイトレよりも少なくてすみます。
ただ、それだけ待たなければならないということを認識しておきましょう。
他にもあります。
ある⼿法を試そうと思って、スイングでそれを試そうとすると、
効果がわかるまでに数ヶ⽉かかってしまいます。
だいたい、1つの⼿法が使えるかどうかを判定するには、
30回近くトレードを繰り返してみて、ある程度の統計を取らないと
わからないんです。
スイングでそれをやろうとすると、
当然、エントリーにたくさん待たないといけないし、
そして決済するまでも待たないといけません。
30回それを繰り返そうと思ったら気が遠くなりますよね??
ということで、ある⼿法を試そうと思ったら、スイングではなく、
1分⾜で試してみるといいです。
1分⾜でトレードしようが、相場はフラクタル構造なので、
ある程度の効果は知ることができます。
少し話が脱線しましたが、
スイングでトレードする場合は、ある程度効果を確かめられている
⼿法を適⽤して、⻑い⽬で⾒てトレードをすることをおすすめします。
次に行きましょう